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NO.100 グリーン・ディスティニー(臥虎藏龍)

監督:李安(アン・リー)  出演:張潤發  章子怡  張震   楊紫瓊(ミッシェル・ヨウ)鄭佩佩(チェン・ペイペイ)2000中国・米国      

おかげさまで、いよいよ100回の電影倶楽部です。100回例会は何にしようか・・けっこう悩んだ1ヶ月。会員さんからは「武侠映画をみたい」の声もあり・・・100回ならではのメモリアルになるような作品(ちょっと豪華大作? 話題作というところでしょうか)がいいし・・・というわけで、おお、ありました!ピッタリの名作が・・・・2000年アカデミー最優秀外国映画賞、撮影賞、美術賞、音楽賞受賞、台湾金馬奬、香港金像奬でも多部門受賞に輝き、当時話題をさらった『グリーン・ディスティニー』をご紹介します。李安作品は、多摩中でも『ラスト、コーション』(75回)、『ウェディング・バンケット』(78回)『恋人たちの食卓』(79回)、『推手』(81回)と見てきました。
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この映画は、1920年代にかかれた王度蘆の武侠小説が原作。武侠映画の古典的名作『侠女』(71年 胡金銓監督、昨年デジタルリマスター版が公開されています)の名場面のオマージュとして有名な竹林の剣戟シーンなどもあって、中華圏独特の武侠映画というジャンルの魅力を海外に広くアピールし、ワイヤー・アクションをハリウッドにも定着させるなど、中国語映画や中華圏映画人の国際進出にも大きな働きをした記念碑的な作品です。
物語は名刀「碧名剣」をめぐる主人公・李慕白、妹弟子・愈秀蓮 対 貴族の娘・玉嬌龍、その師の争いを描きます。『初恋の来た道』の章小怡が舞踊で鍛えたその身体能力を生かして、竹林を飛び回るワイヤー・アクション、またちょっと敵役的な性格も持つ個性的なヒロイン玉嬌龍に挑戦。彼女の師にして、周潤發演ずる李慕白の敵役碧眼狐狸(ジェイドフォックス)を演ずる鄭佩佩は 60年代に胡金銓の『大酔侠』でブレイクし「武侠影后」と言われた人。ミッシェル・ヨウは現代の香港映画女性のアクション第一人者、というわけで、女性たちがいずれも見ごたえのある剣戟シーンを演じています。張震は、最近は『繍春剣 ブレード・マスター』(14年)続編の『修羅』(17年)などの武侠映画で大活躍ですが、この映画ではヒロインを愛する盗賊役でした。
               ****** 電影倶楽部例会
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